ひも通しで遊ぼう ~指先を使う遊び~

服の掛けボタンが掛けられない、靴ひもが上手に結べない…。最近の子どもは指先が不器用といわれています。そこでおすすめしたいのが、手軽に作れ、いろいろな遊び方ができるひも通し。遊びながら楽しく指先を鍛えましょう。

指先の動きはひも通しで鍛えます

 最近の子どもは、指先を使う作業が苦手だとよくいわれます。簡単に着脱できるスナップボタンの服や面ファスナーの靴、めくりやすくするために厚紙を使用した絵本など、子どもの未発達な指先の動きをサポートする商品がたくさん開発されているのも、その一因なのかもしれません。
 指先にはたくさんの神経が集まり、脳に直結しています。そのため、指先を使うことは、脳の活性化につながります。毎日の暮らしのなかで子どもが指先を使う機会をなるべく増やしてあげましょう。
 スナップボタンの服から掛けボタンの服に替えるだけでも効果は期待できますが、ここでは遊びながら指先を鍛えることができるひも通しを紹介します。
 身近にある素材で、簡単に作れるものばかりです。室内遊びが増えるこれからの季節に、活躍してくれることでしょう。

ストローひも通しで遊ぼう

用意するもの
・ストロー2~3本(太めのもの)
・ひも40㎝程度(ストローの穴に通る太さの毛糸またはナイロンのひも)
・テープやセロハンテープ

作り方
1.ひもの片端にテープを巻き、ストローに通しやすくします。もう片方は片結びなどでストローが抜けないようにします。
2.ストローを2~3㎝に切ります。
3.ひもにストローを通して遊びます。

*ストローを口に入れないように注意しましょう。

ボードひも通しで遊ぼう

用意するもの
・ボール紙21×21㎝程度1枚
・色のついたひも80㎝程度1本
・セロハンテープ
・目打ち(段ボールに穴をあけられるもの)
※すでに穴のあいている「パンチングボード」を使うと便利。

作り方
1.ボール紙に縦横3㎝間隔で印をつけ、目打ちで穴をあけます(穴あけは保護者)。
2.ひもの片端にセロハンテープを巻きます。
3.ボール紙の穴に、ひもを通し、ひもが抜けないように片結びにします。
4.段ボールにひもを通して遊びます。

色や数、図形認識にも役立ちます

 ひも通しは遊び方次第で色や数、図形の認識を促すこともできます。
 たとえば、ストローひも通しではストローに色を塗って、通すストローの色をママが指示します。色の認識がまだ苦手な子どものためにも、はっきりした色を選びましょう。
 ボードひも通しでは、ひもを通しながら「三角形」「四角形」「船」などの図形を作ります。ボードの穴に番号をふると、数字の認識にもつながります。

色、数、図形認識に役立つひも通しの遊び方

ストローひも通しを使って、色や数で遊ぶ

  1. ストローを、フェルトペンなどで赤色、青色、黄色に塗ります。
  2. 「赤色を1個、青色を2個、黄色を3個」など、次に通すストローの色と数をママが指示します。
    ※慣れたら、ストローの色の数を増やしたり、数の組み合わせを変えたりして(「赤色を4個、次は黄色を1個」など)、レベルアップさせましょう。

ボードひも通しを使って、図形や数遊び

  1. ボードにひもを通すときに、「三角形」「四角形」「船」など、直線で描けるものを指定します。上手に描けるかな?
  2. ボードと同じ穴の位置に番号を書いた紙を用意し、番号順にひもを通します。時間を計って競争しましょう。

☆月刊誌『灯台』2011年12月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載