大切な思い出を形に♪ 育児日記をつけませんか?

幼い時期の子どもは日々目覚ましく成長していきます。子ども、そして親となった自分自身の成長の記録としても、大切な思い出を日記に残しませんか?

愛情の詰まった成長記録が親子の一生の宝物に!

 育児の合間のちょっとした時間を使って、育児日記をつけてみませんか。子どもの成長を記録できるだけでなく、日記を書くことで、子どもへの愛情や想いを確認できたり、自分自身の育児を振り返ることができます。また、子どもが大きくなったときに日記を読ませれば、自分への深い愛情や家族の大切さを感じることでしょう。
 始める時期に正解はありません。まさに思い立ったが吉日。続けられるだろうかと躊躇したり、“毎日必ず書くぞ!”と気負ったりせずに、気軽に始めてみましょう。

育児日記 ノート選びのポイント

★日によって、また成長に伴って記録したいことも変わってくるので、一般的なノートやフリースペースの大きい日記帳などが、使い勝手が良くおすすめ。

★写真や切り抜きをたくさんスクラップしたいなら、A4サイズなど大きめのノートを。いつも持ち歩きたいなら、手のひらサイズのノートを選びましょう。

★表紙、裏表紙がプラスチックや厚紙など耐久性の高い素材のノートが◎。保存性が高く、子どもが大きくなるまで、きれいな状態で残せます。

【番外】
手書きはちょっと苦手……という人は、パソコンで作って、プリントアウトしたものをクリアファイルなどにファイリングするという方法も!

ー オリジナル育児日記を作ろう♪ アイデアあれこれ


思い出や記録として残したいものは人それぞれ。下のアイデアを参考に、自分好みの育児日記を作りましょう。


●食事内容や食べ具合を記録

メニューや材料、食べ具合や好き嫌いなどを記録。栄養バランスのチェックや、毎日の献立を考えるのにも役立ちます。離乳食期は、食物アレルギーのチェック表を付ける、お気に入りの離乳食レシピをメモするのも良いですね。

●成長や健康状態を記録

日々の子どもの体温や食欲、機嫌などを記録したり、1ヵ月に1回など定期的に身長、体重、手や足の大きさなど成長を記録しておけば、子どもの健康管理のデータベースに。急な体調不良のときの応急処置などにも役立ちます。

●親から子どもへのメッセージ

「積み木が上手にできたときの笑顔がとてもキラキラしていたよ」「今日ママが𠮟ったのはこういう理由だよ」など、子どもに伝えたいことを日記に書き留めましょう。子どもが大きくなったら、ぜひ親子で一緒に読み返したいですね。

●絵本の読み聞かせ日記

読んだ絵本と子どもの反応を記録。好きな本の傾向もわかり、絵本選びにも役立ちます。子どもが成長したとき、今までに読んだ数々の本の記録は、子どもの自信にも繋がり、読書が好きになるきっかけになることも。

●子ども用コーナーで楽しさUP!

日記のなかに子どもに絵などを自由に描かせるコーナーを作れば、紙面がいっそう楽しく華やかに。タッチや色使いなど描く絵の変化から、子どもの成長を感じることもできるでしょう。

●毎月、生まれた日に写真撮影♪

毎月、誕生日の日付(例:10月10日生まれなら毎月10日)に子どもの写真を撮影。家の玄関など、できるだけ同じ場所、同じポーズで撮ると、成長の軌跡がよくわかるのでおすすめです。

☆月刊誌『灯台』2015年11月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載