子どもの力を伸ばす魅力がいっぱい!親子で一緒に砂遊び

考えたり、工夫したり、発見したり。知識や経験を積み重ねながら想像力をフルに使って遊べる「砂遊び」。服が汚れるからと敬遠しがちですが砂遊びには魅力がいっぱい!親子で思いっきり遊んでみませんか?

子どものさまざまな成長の可能性を引き出す砂遊び

 子どもは砂遊びが大好きです。乾いた砂と湿った砂の手触りの違いを感じ、繰り返し遊ぶうちに湿り具合で砂の色や硬さが違うことに気づき、次は砂の性質を理解して工夫しながらものを作る楽しみを知ります。山を作ってトンネルを掘ったら山が崩れてしまった……。今度は壊れないように水の量を調整して頑丈に作る―。砂遊びはこのような試行錯誤の連続です。失敗の経験を生かしながら、工夫する力、考える力、想像力を養える遊びといえるでしょう。
 また砂場でほかの子どもたちと一緒になって遊べば、協力することの大切さを学び、コミュニケーション力や社会性も育まれることでしょう。
 最初は湿った砂をぎゅっと握ったり、サラサラと指の間からこぼれ落ちる砂の感触を楽しんだりするだけでも十分です。子どもは徐々に自分で遊びを見つけ、興味のあることに没頭していきますので、子どもの興味や自主性を尊重しながら遊ぶことが大切です。
 スコップなどの道具の使い方は、大人が一緒に遊びながら教えてあげましょう。

砂遊びの注意点

・公園の砂場であっても、タバコの吸い殻が落ちていたり、ガラスの破片や釘などが砂に埋まっていたりして、子どもがケガをしてしまうこともあります。事前に大人が安全確認をしてから遊ばせましょう。
・小さな子どもを遊ばせる場合は、砂を口にもっていかないように注意しましょう。万が一砂が口に入ってしまったら、湿ったガーゼなどで口の中をきれいに拭ってあげましょう。
・砂遊びをした後は、しっかり手洗いとうがいをしましょう。

親子で一緒に楽しもう!砂遊びあれこれ

遊び方

◆山で棒倒し!
 砂で山を作ったら、山の真ん中に長めの木の枝(棒)を挿します。1人ずつ山の周りの砂を両手で掻いて取っていき、棒を倒した人が負け! 単純な遊びのようですが、どの辺りの砂を取ったら倒れないか考えたり、乾いた砂と湿った砂で試してみて違いを感じたり、子どもの思考力や好奇心を刺激してくれる遊びです。

◆砂でクッキング
 不要になったプラスチックの皿やコップ、プリンの空き容器などを用意します。砂に水を含ませて作ったおにぎりや、プリン型で作ったデザートをお皿に盛りつけて遊びます。崩れないおにぎりはどうやったら作れるかを考えたり、作る料理によって水の量で砂の質感を変える工夫をしたり、頭をフルに使いながら遊べます。

★注記
水遊びがOKな砂場であっても「大量の水を砂場に入れる」「泥水をまき散らす」など周りに迷惑をかけるような遊び方はやめましょう。

【砂遊びがもっと楽しくなる! ペットボトルで手作りグッズ】

○ひも付きバケツ&漏斗
〈用意するもの〉
・キャップ付きで厚めのペットボトル(1.5Lか2Lのものを1個)
・ビニールひも、カッター、キリ、ビニールテープ

〈作り方〉
※カッターは大人と一緒に使用しましょう。
①ペットボトルをカッターで半分に切る(切りやすいところでOK)。
※キャップ付きの上半分が漏斗、下半分がバケツ。
②ペットボトルの側面にキリで2ヵ所、ひも通し用の穴をあける。
③ビニールひもを適当な長さで3本に切ったら、三つ編みにして強く頑丈なひもにする。
④ひもを穴に通したら、先端に結び目を作り穴から抜けないよう固定する。
⑤ペットボトルの切り口にビニールテープを貼る。
※シールを貼ったり油性フェルトペンで絵を描いたり、子どもが喜ぶデコレーションをしてあげましょう。

☆月刊誌『灯台』2013年11月号より転載